女性原理文化の復興

「戦争反対」「日本の科学技術立国など男性原理の政策だ」 "女性原理文化の復興"呼びかけ

 京都政経文化懇話会の10月例会が21日、京都市下京区のホテルで開かれ、講演した市立芸術大学長の中西進氏が「平安期までの女性原理の文化を今こそ復興させ、人間愛の尊重による戦争反対を」と呼びかけた。
 中西学長は会員約70人を前に、富国強兵や経済大国、現在の科学技術創造立国と続く明治期以降の政府目標は「すべて攻撃型で男性原理の政策だ」と指摘。このルーツは武家政治の開始までさかのぼり「平安期までの女性原理文化から大きく転換した」と述べた。
 さらに、女性原理の文化とは「しなやか」「たおやか」という言葉に象徴されるように「曲がる方がいいという考え方。曲がるほど跳ね返す力がある」として、「攻撃」だけが価値を持つような現代の時代状況に対し、「抑止や受動が大切だ」と強調。「女性原理の文化を支えてきた京中心の王朝文化を世界発信してほしい」と提言した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041022-00000013-kyt-l26

「釣られないクマー」とAA貼りたい気分ですけど、敢えて釣られてみる(笑)。
科学技術なくして国の繁栄などあり得ないことは馬鹿でも知ってます。
だから、数学の学力低下がこれほど騒がれてるって言うのに、まったく何を考えているんだか。


何かというと「女性差別」と叫ばれる今日、その方向性はいかがなものでしょうかね。
「生命を作る」という一点で男性より圧倒的に優れているのに、わざわざ自らを貶めるようなことばかりやっている。
女性専用車の設置にしても、反対するかと思えば「ラッキー」くらいにしか考えていないし、非常に理解に苦しむ。


話を戻すと、「しなやか」「たおやか」で複雑怪奇な国際政治がやれるとは素晴らしい考えですね。
ぜひとも米国務省や仏外務省の高官に聞かせてあげてください。