渡る世間は鬼ばかり

愛がベンチャービジネスをやるというので、勇に出資を求める。
勇は「家を出て行くときに何でも自分でやっていくと言った。さから俺は許したんだ」
と言って出資を断固拒否。五月が愛に出してやるように言うが聞き入れない。


この時ばかりは、勇が大変、大変に父親らしく見えました。
本当に感心しました。


だいたい、新しい仕事をやるからと言って銀行を辞めるとき、
私は当然給料やボーナスで貯めたお金を投じてビジネスを立ち上げるのだと思いました。
今の給料じゃ足りないというのなら、もう少し待つかサイドビジネスをやって稼ぐしかありません。
ってか、それが当然でしょうに。
勇が言うように、甘いとしか言いようがない。


もちろん、別に金がおしくって出さないわけではなく、
それが娘を決定的にダメにすることが見えてるから出さないわけで、
これで親子の縁が切れようともまったく構わないと思います。


今回は、珍しく五月が馬鹿だった。
勇とキミ婆ちゃんが正しい。