伴都美子論

プロモーションビデオな伴都美子論。
※以下は極めて主観的に、また意見の根拠となるものも意図的に大幅に省いて書いています。ご注意を。


・『Tangerine Dream』(1999/09/29) 伴ちゃん:20歳
何も知らないという意味での「無敵な時代」。
ただ、無敵さ故の不安定な状態が、声にも現れている。


・『Yesterday & Today』(2000/02/23リリース) 伴ちゃん:21歳
伴ちゃんの外見の美しさが完成された(安定しはじめた)時期。
完璧でないという意味での「完璧さ」がある。


・『under the sun』( 2002/07/31リリース) 伴ちゃん:23歳
「女性の美しさ」の最後の時。


・『魔法の言葉〜Would you marry me?』(2003/06/11リリース) 伴ちゃん:24歳
外面、内面ともにかなり不安定な時期。
声にもかなり迷いがあります。
プロモでは目が充血して真っ赤ですけど、
これは寝不足ではなく、過酷なツアーで声が出なくなって泣き腫らしたことによるもの。


・『GATES OF HEAVEN』(2003/11/27リリース) 伴ちゃん:24歳
前作から半年の間に内面の変化があり、充実した時期。
ただ、内面が満たされた初期の段階で、それによる「慣れ」にまでは至ってない状態。
歌い方にもよく現れていて、その変化が大きい物であったことが分かる。


・最近(ここ1年)の伴ちゃん:25歳〜26歳
しっかりと「大人の女性」になってます。


私は女性が好きですけど、それは男として好きっていうよりも、
それがどんな変化をするのか興味があるって言う意味で好きです。
私が伴ちゃんを好きなのは、そういう理由なんだな、と最近分かってきました。


私的には『under the sun』のプロモを見たときは衝撃を受けたんですが、
その時「あ〜、伴ちゃんもこれで終わりなんだなぁ」と思ったのをハッキリと覚えています。
確かに『under the sun』のプロモ自体も結構キラキラ光ってる作りなんですけど、
そういうのよりも、伴ちゃんの輝き方っていうのが私にはすごく印象的で、
悲しいというか寂しいというか、そういう理由で涙しました。


でも、こうして見ている(眺めている)のは好きなんですよね。
本能というか直感なんでしょうか、「あ、変わるな」って思えるときがあって、
それは伴ちゃんに限らず現実の女の子に対してもそうなんですよね。
ただ、リアルでいくらかの交流があれば、その人がどういう風にそれを解決するのか、
ある程度は分かってしまうもので、その時点で冷めて離れていってしまいます。


伴ちゃんはリアルな交流こそありませんが、
雑誌の発言や著作物である程度分かってる(つもり)で、
『under the sun』から半年後に発売されたアルバム『TRUE SONG』(2002/12/26)
の中の『轍-WADACHI-』を聞いて「この人なら乗り越える」っていう核心があったので、
それ以降ずっと気にしてました。


『under the sun』から1年後の『魔法の言葉〜Would you marry me?』では、
案の定苦しんでる感じで、曲自体は「結婚おめでとう!」って曲なのに、
視覚的にはもちろん、歌声からも非常にネガティブな印象を受けました。


それから半年後のアルバム『GATES OF HEAVEN』を聞いて度肝抜かれました。
声に迷いがなくなっていたのです。
不安定さはいくらか残りますけど、それを覆うくらいの安定さがあります。
「1年半でこれだけ変われるのか!?」ってビックリというか何というか、
私が想像するよりも遙かにすごい女性なんだ、と思いました。
彼女の歌詞を読んでても、その変化は一目瞭然です。


以前は「生きていくことに価値がある。過酷な状況でも勇気を振り絞って打破せよ!」
っていう内容でしたが、これが「存在にこそ最大の価値がある。
過酷な状況でも笑えればいいんじゃない?」っていう風に明確に変わったんですよね。


24歳でここまで変われるって言うのは、私には衝撃でした。
普通は(変われる人は)「24歳で同じ下降を味わって、それから26〜27歳で安定する」
って思ってたので、心の底から「すごいなぁ」と。


公式サイトでは、
「なんちゃって」と言いながら「これからももっともっといい女磨きに力を入れていこうと思います」
なんて語ってらっしゃいますが、もはや私には今後の彼女がどうなるのか想像できません。


「変化する女性」が好きっていうのも、それは変化する方向や過程が、
ある程度こちら側から予測できるからです。
予測できないっていう状態は、私は単純に恐いです。
性格診断で「パニックに動じない」っていう結果が出ましたけど、
それはパニックをあらかじめ想定して、それに対する予行演習を繰り返してるからです。
ただし、それは「予行演習が好きだから」ではなくて、
「パニックになって自分を見失う状況」が恐いからです。


そう考えると、「恐さ」(こわさ)っていうのは「強さ」なんだな、と。
恐いと感じることは良いこと、ポジティブな行為なんだと思います。
逆に、「怖れ」(おそれ)っていうのは「弱さ」であり、究極的にネガティブな行為です。
「怖れ」は身を「萎縮」させて闘争心を奪いますが、
「恐さ」は身を「緊張」させて闘争心を奮い立たせますからね。


今後、伴ちゃんがどうなっていくのか激しく注目してます。


ちなみに、芸能人では他に、長谷川京子、坂井和泉(ZARD)が好きですが、
やはり外見・内面を合わせた総合的な物では伴ちゃんがダントツで好きです。
理由は上記の通りですけど、身近にそういう女性が現れてくれたら、
ホイホイと尻尾振って付いていくんですけどね。
っていうか、伴ちゃんが完璧すぎなんですよ。
顔もよくて、性格もよくて、声もよくて、スタイルも良い。
胸が小さいのがアレですけど、私は逆に……っていうのは置いといて、
うーん、熊本で女探してみるか(σ・∀・)σゲッツ