喫煙者と嫌煙厨

全列車を禁煙へ〜JR北海道


JR北海道は、道内を走る全ての列車について2〜3年後をめどに全面禁煙とすることにしました。
JR北海道普通列車については4年前に全車両を禁煙としていて、
今年春からは札幌―旭川間のスーパーホワイトアローなど一部の特急列車を全面禁煙としています。
こうした中、JR北海道は利用客1千800人を対象に行ったモニター調査で「禁煙車両を拡大すべき」と答えた人が
45パーセントを占めたことなどを受け、現在、喫煙席と禁煙席を分けている特急列車も2〜3年後をめどに
全面的に禁煙とすることを発表しました。
全車両を禁煙とするのは全国のJR各社の中でもJR北海道が初めてで、小池明夫社長は
「禁煙化は世の中の流れ。列車の中で完全な分煙は難しい」と話しています。


http://news.hbc.co.jp/10132001.html

私の個人的な日記なので極めて主観に沿って書きますけど、
JR北海道のこの措置は何を考えてるのかまったく分からん。


「気付いてみたら、禁煙化は時代の流れみたいだから。」「私の会社では未来永劫、完全な分煙化技術を開発できません。」
という社長の言葉。これはいったい何なのだろう。本当に社長の言葉か?
他力本願で、自社の技術に対する信頼を貶めているようにしか、私には聞こえない。


だいたい、長距離移動で列車を選択するのは「タバコが吸えるから」以外の何者でもない(飛行機じゃ吸えませんからね)。
やはり1時間、2時間と吸えないと困るから、少々時間はかかるけども電車を利用する。
そういうことは長距離移動客が多い北海道なら一番分かってるはずなのに、どうしてこんなことするのだろう。


確かに、喫煙者のマナーの問題はありますよ。
でも、今回の全面禁煙化の措置は、マナーを遵守している喫煙者とそうではない喫煙者を同列に扱い、
さらには「時代の流れに従うべき」ということを利用客に対して一方的に押しつけている。


マナーを遵守しながらタバコを楽しむ愛煙家を何だと思っているのか。
それも「時代の流れ」とまったく的はずれな―しかし、日本人特有の感覚に訴えかける―理由で我慢を強いるんでしょうか。


と、こんな感じで書くと「喫煙家って、なんでこんなに見苦しいんだ…」と思われるんですよ。
いや、実際そうなんですけど(苦笑)、まあ、マナー守って好きで吸ってる分を人にとやかく言われたくないってのは、
すごくすごくあるんですよ。


まあ、JR北海道のいう「時代の流れ」には何言っても同じなのかなぁ。