防衛大綱を見直し

大変結構なことだと思います。
一番現実的でなければならないはずの国防(国家安全保障)を、
夢や理想で語るのはおかしな話です。
過去に戦争を起こしたかどうかやアジアの安定など関係なく、
自国の国民を自国の軍隊で守るのは至極当然のこと。


周辺国が「日本は武装するな」というのなら、あなた方も武装しなければ良い。
世界各国が武装解除すれば戦争なんて起こらないではないか!


っていうのはまったく現実的でない。
武器があるから戦争は起こりますけど、武器があるから戦争が起きないのも事実。
とすれば、戦争は武器が起こすのではなく、やはり使う側の人間の問題。


日中関係、日韓関係が芳しくないのなら、防衛力を強化するのは当たり前だと思います。

 自衛隊発足3年後の1957年に閣議決定された「国防の基本方針」は、国連中心主義を掲げ、日米安保体制は国連による集団安全保障が実現するまでの経過措置と位置づけている。これに対し懇談会は、正規の国連軍など国連の集団安全保障体制が依然実現せず、むしろ安全保障理事会内の対立から機能が弱まっているとの指摘があることなどから「今日の安全保障環境に合わなくなっている」として廃止や見直しを求める。

http://www.asahi.com/politics/update/0916/006.html

だいたい、国連中心主義というのが分からない。
国防にしろ外交にしろ、その主を他に依るとは何事か、と思う。
それを見直すということで、ようやくまともな国になれるのでしょうか、この国も。